平成26年度 進路体験談 事務職⑥
私が高校を選ぶときは「就職」とい漠然とした目標しかありませんでしたが、歴史もあり設備や学習環境も整っていて、先輩でもある母のすすめもあり、浦商を選びました。
進路については、三年生になってから本格的に就職先を探したので、とても忙しい思いをしました。数ある求人票から候補の会社を選ぶので、二年生の頃から少しずつ職種や勤務先、条件など、過去の求人票を見始めたほうが後々苦労しないと思います。初めてのことですし、わからなければ先生にどんどん相談しにいくことをオススメします。一人で悩まないこと!
三年生では面接練習も本格的に始まり、学年全体で行う面接指導は休まず全てに参加し、また外部講師の方は、都合がつく日はすべて予約を入れ数多く通い、顔なじみになるほど練習をしました。実際の卒業生の話や、就職先候補の求人票を見てもらい、その会社ごとにアドバイスをしてもらえます。先生方との面接練習は、夏休み少し前から始まります。予約するのも大変ですが、積極的に、自分の学年の先生だけでなく他の学年の先生にもお願いするべきです。とにかく面接の回数は多く、先生方や外部講師の面接練習の予約は早めにです!
入社試験当日は、変に「今日は試験だ」と思わず緊張せず、会社に入ったら堂々と、普段通りの笑顔で挨拶などをすれば大丈夫。面接は、練習通りに進まないことがあります。でも、慌てず一言一言はっきりと、笑顔も忘れずに話すことです。実際、練習した質問内容がほとんどでず内心焦って、言葉がとぎれとぎれでしたが大丈夫でした。
練習通り丸暗記の文章を話すと面接官は鋭いです!私も気づかれたので控えめに。筆記試験などは、先輩方が書いてくださった報告書をもとに会社ごとに確認して早めに始めた方がいいですが、報告書にはない内容をやることがあるので何でもできるようにしておけば安心です。
最後に、私は2つ目に受けた会社に就職が決まりました。2つ目と書いた通り、私は一度落ちています。とても気持ちが落ち込みましたが、先生方のサポートもあり次の会社に向け、すぐに気持ちを切り替えていきました。面接練習など、先生方のアドバイスは厳しく、精神的に辛い思いをしましたが、それを乗り越え、次の会社では落ち着いて試験を受けられました。合格通知をもらった時は、苦労が多かった分、喜びも倍になりました!
先生方も最後までサポートしてくれます。就職率はどの学校よりも良い浦商です。それは先生方の力もありますが、何よりも将来の進路に向けて自分自身が動き、掴み取ってきたものです。
最後まで諦めないこと!何度も聞いた言葉かもしれませんが、頑張ってください!